なぜ、人は、苦しさを一人で抱え込んでしまうのでしょうか？ 人にわかってもらえないまま、抱え込んでしまった苦しみは、ますます人の気持ちを内向きにしてしまいます。

こころを閉ざしてしまった人は、表情も暗く、自分をコントロールすることもだんだん難しくなっていきます。 そのままの状態でなにも手をほどこさなければ、やがて、こころの病気を引き受けてしまいます。
カウンセラーがお手伝いできるのは、あなた自身を閉じこめているこころのフタを外すお手伝いをすることです。

「こんなこと、誰にも話せない」 「はずかしい」「人格が疑われる」「友だちをなくしてしまう」

他人にこう思われたい自分像が、あなたが本当の自分と向き合うことを妨げているのかも知れません。

こころのフタを外したら、その中にある、誰にも言えなかった言葉を取りだして、私にぶつけてください。 「話す」ことは、あなたを狭苦しい場所に繋ぎとめていた誰にも言えなかった思いを「放す」ことです。 その開放感を、味わってみませんか。