カウンセリングコース
催眠療法コース予約のご案内

ブログ「素敵な人に会いました」
ブログ 1日10分 1年で創る自分史
講演・取材・執筆のご依頼

Face book

 

 

 

不安の理由は、あなたの潜在意識の中にあるのかもしれません。

人間の意識には、日常生活の中での思考や行動を支配している意識(顕在意識)と、普段はなかなか表面に出てこない無意識(潜在意識)があることは、よく知られていることでしょう。 通常のカウンセリングで扱うことができるのは、ほとんどが顕在意識です。 しかし、人が抱える悩みや苦しみの原因が潜在意識の中に隠れていることがあります。 催眠療法(ヒプノセラピー)では、顕在意識の10倍ほどあると言われる潜在意識にアクセスします。あなたの意識の内側から、問題の本質に迫ります。

 

 

カウンセラーとして、さまざまな方の悩みや苦しみのご相談をお受けしてきて、いつも不思議に思うことがありました。 問題を抱えている人の中には、自分の思考や行動が間違ったものの考え方に基づいていることをよくわかっている人がいます。 ものの考え方をあらためれば、もっと気持がラクになり、もっと人間関係が上手くいき、生きやすくなる。 どなたも頭ではしっかり理解できているのです。 「では、やってみるだけですね」 そう、原因がわかっていれば解決したも同然。カウンセリング終了。
か、と思うと、そういうわけには行きません。 「わかっているけど、やってしまう」「わかっているけど、なおせない」
もしかすると、その間違った考え方を生みだしてしまう原因が、潜在意識にあるのではないかと思うようになりました。
潜在意識は知っているけれど、顕在意識(表層意識)は知らない。 または、潜在意識からのメッセージを顕在意識が間違って受け取っている。 あるいは、潜在意識が持っている情報そのものが間違っている。
もし、潜在意識に対してカウンセリングが可能なら、「どうして、その間違った考え方を手放すことができないの?」 直接、質問を投げ掛けることができるでしょう。 顕在意識だけのカウンセリングでは、どうやっても解決しない問題を抱えた相談者には、その潜在意識にアクセスすることが必要なのだと切実に思うようになりました。
その思いから、催眠療法(ヒプノセラピー)にたどり着きました。

 

催眠療法の一般的な流れをご紹介します。

【催眠療法の説明】
事前に催眠療法への理解を深めていただくよう、理論的なお話をいたします。 疑問や不安を取り除いていただき、ゆったりした気持で セッションに取り組んでいただけるようにします。

【カウンセリング】
通常のカウンセリングと同じように、 現在あなたが抱える悩みや問題についてお話を伺います。 それをもとに、もっとも適切な催眠療法のアプローチをご提案します。

【催眠療法】
リラックスしていただける環境を整え、 催眠誘導により催眠状態に入っていただきます。 催眠状態の中で、潜在意識を探りながら、問題の原因にアプローチします。

【事後のカウンセリング】
催眠状態を振り返っていただき、 その中で起こった気づきや変化についてご一緒に考えていきます。

催眠状態にあるとき、日常的な緊張感がほぐれ、顕在意識(表層意識)の下に隠れていた潜在意識が現れやすくなります。 催眠療法は、ゆったりとした環境で、心身ともにリラックスしていただき、催眠状態を作って行う心理療法です。 催眠療法では、最初にエリクソン催眠を用いた催眠誘導により、催眠状態に導きます。 さらに、催眠状態の中であなた自身が自分の潜在意識を見つめ、問題の原因を探ることをお手伝いをします。
私の催眠療法ではまず、退行療法を行います。 退行療法によって、現在あなたが抱えている問題が発生した過去の時点に戻り、カウンセリングを通して原因を探り、問題の改善を図ります。 退行療法を用いて、あなたの心の中のインナー・チャイルド(傷ついた子ども)を癒すことで、多くの問題の軽減が期待できます。 また、暗示療法によるセルフイメージの改善で、止めることのできない習慣や治せない癖などを修正することができます。 前世療法、未来世療法など、さまざまなアプローチがありますので、事前のカウンセリングを綿密に行い、あなたの問題を把握し、適切なセッションをご提案します。
催眠療法では、通常のカウンセリングでは結果を得るまでに時間がかかる気づきや心の変化を、短時間に得られるという利点があります。 また、問題の性質によっては、催眠療法で心身に目覚ましい変化を得られる場合もあります。

 

 

私自身の、はじめての催眠体験について、少しお話します。 もちろん、私の個人的な体験なので、この感覚がすべての人に当てはまるわけではありませんので、あくまで一つの例とお考えください。
ヒプノセラピストの誘導で催眠状態に入ったとき、私は果てしなく続く広い空間の中にいました。いま思い出してみると、その場所は、三次元がねじれているような空間で、まるでダリの絵の中にいるような不安定な気持になっていました。 「ああ、へんなところにいるなあ」と、思いつつ、でも、「ここ、私の心の中だ」と理解しました。
「こんなに広い空間があるのか」ということに驚いているのですが、自分の心の中に自分が入り込んでいるとわかると、なぜかうれしくて、催眠状態なのに、少し笑ってしまっていたような気がします。
催眠状態から覚めたあとは、すっきりと気持ちよく、頭の中に入っていた重りを取り除いてもらったような感じで、とにかく爽快でした。
その催眠体験で、なにが変わったということもないのですが、心の中にあの空間があると思うことは、これからの生き方の拠り所になるかもしれません。 探検しがいのある潜在意識を持っていると思えたことによって、深い開放感を味わうことができました。 さらに、これだけ広い空間が自分の中に存在するという確信は、人間そのものの可能性に対する信頼を持たせてくれました。

 

inserted by FC2 system